タイムリープと秋の空。

timeleap.netで記事を書いていた沙耶の避難所です。タイムリープの方法や関係する話を書きます。

量子力学と多世界解釈

こんにちは、沙耶です。

パラレルワールドを説明するとき、ジョン・タイターをはじめとした多くの人が多世界解釈に触れています。今回は物理学的なパラレルワールドである多世界解釈とはなんなのか紹介したいと思います。

そもそもの始まりは二重スリット実験から始まります。この実験の詳細はYouTubeこの動画を参照してください。簡単に言うと、量子は粒子のように個数が決まっているにも関わらず波動のように干渉し合うということです。そして重要なのは、波動的な振る舞いは観測されると失われることです。広い領域に数パーセントくらい存在するはずだったものが観測されるだけで1点に100パーセント存在するようになるというのは、まるで私たち人間の意識が物質を操作しているようで変な感じがします。

しかし、観測している人間自体も量子で構成されていることを忘れてはいけません。全ての人間は量子でできているので、絶対的に粒子性である人間というのは有り得ません。つまりは宇宙全体が波動なのではないか、と考えることができます。これが多世界解釈です。シュレーディンガーの猫を用いたわかりやすい例え話がEMANさんのサイトに書いてあるので、読んでみるとわかりやすいと思います。

結果、全ての起こり得る可能性が重なり合って存在しているため、別の出来事が起こったあらゆる現在が見えている現在とは別に存在していると考えられるわけです。この考え方は物理学特有のものではなく、論理学でも独立して同じ考え方があります。次回は論理学のパラレルワールドについて紹介したいと思います。